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★ゴルフマナーについての解説（プレーファースト）★

ゴルフは 1組 4人、つまり、フォーサムでのプレーが（中には スリーサムや ツーサムのグループもあるだろうが）スタンダードです。そして、前が詰まっていなければ 9ホールをプレーするのに要する時間は 普通の状況であれば 2時間程度、少しトラブルがあった時でも 2時間 15分くらいです。ルールでも プレーの時間には 競技によって多少異なりますが 規制があるのが普通で ハーフ 2時間 15分を超えるくらいのペースになるとペナルティーの対象になる可能性が生じるスピードと言えます。プレーファースト (play fast) は そうした意味で ルール上の考慮も必要ですが、それとは別に 大切なマナーの一つです。プレーの遅い人は 周りの人が最も不愉快に感じる人である可能性が高いと言っても良いでしょう。また、自分のグループの人に迷惑をかけるだけでなく 自分たちの後ろの全ての組の人たちに影響を与えてしまいます。自分たちの前が 1ホール以上空いて 後ろの組を待たせたら スロープレーのサインで 全力でキャッチアップする努力をすべきです。そんな状況が誰か一人のために繰り返し生まれたとしたら 他の人たちは 急いでプレーをする必要性が出てくるので 不愉快に感じるのは 当然でしょう。自分の番になったら 人を待たせずに球をすぐに打てるような準備を怠らないようにし 常に 無駄のないプレーを心掛けましょう。先にプレーする人を待つ時間がある時は その人のプレーの邪魔にならない範囲で 且つ 自分の安全にも配慮する形で 自分の番になったら すぐに球を打つ動作を始め易い場所に移動しておくこと。自分の番になって カートから球の方にゆっくり歩いて行くなどは 論外です。また、アドレスに入る直前の素振りにやたら時間をかけたりするのも好ましいことでありません。ゴルフを始めたばかりの時は 打つ回数も多いし 速やかにプレーするための知識も意識も欠如しているので迷惑をかけ兼ねないですが プレーファーストのツボを押さえて 遅くならないように意識すれば 大きな違いが出るでしょう。球を打つ前の動作と打った後の動作を迅速にすることだが 球を打つ時には 慌てない 急がないが基本となります。ただし、球の前に立ってから これから打つショットのために色々なことを長々と考えたり確認したりするのは やめた方が良いでしょう。また、球がなくならないよう 自分の打った球が どこへ行ったかを良く見ておくことは 勿論のこと、他のプレーヤーの球の行方も余裕があれば見ておくなど、ボール探しに時間が掛からないよう 助け合うことも 大切なマナーの一つと言えるでしょう。お互いに スムースにプレーが出来るような配慮をし合うことが重要です。